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イースター島3日目編
[イースター島3日目]
[帰りたくなぁ〜い!]
今朝の天気も、快晴!Uさんとは、今日でお別れ(予定)なので最後の(予定)朝食を4人で済ませた。しか〜し、Uさんは今日サンティアゴに行き、そちらで1泊する予定にしていたが、イースター島がいたくお気に召されたようで(決して、私たちをお気に召したわけではないらしい)「もう、1泊する!!」とのたまった。私たちは、とりあえず「えー、せっかく今日は静かに観光ができると思ったのに〜。」とか「まじかよっ!」とか言ってみたが、内心では歓迎していた(と思う。)しか〜も、私たち3人は、帰りの便もビジネスクラスだったため、Uさんも「私もビジネスクラスにしようかなぁ。一度乗ってみたいし。」とのたまった。「私って、ばかかなぁ。」(Uさん)「うん、ばかばか。」(私たち)そんなことをしたら、ごっついうるさいビジネスクラスができあがってしまう!!それだけは、避けなければっっっ!(笑)
ということで、マルティンさんにLAのオフィスに電話してもらって明日の飛行機に空席があるかを確認してもらった。でも、このときは、「エコノミーはあいてるけど、ビジネスクラスはあいてない」という返事だった。ということは、最悪の事態(笑)は免れるってことか。とりあえず明日の便は確保できそうなことが分かり、午後4時頃にLAのオフィスに行くように言われた。せっかくマルティン家族と別れの記念撮影 を済ませて、荷物もまとめたのに、Uさんはもう1泊この宿に泊まることになった。
このあと、Uさんは「私って、ばかかなぁ。」を3回程繰り返していた。
[イースター島博物館]
- はじめにイースター島博物館に行った。ハンガロア村から車で5分くらいの所にある。入り口で料金を払おうとしたら、「帰るときでいい。(スペイン語)」と言われたのでそのまま入ることにした。
ここには、今のモアイには付いていない「モアイの眼」が展示してあった。昔のモアイ像の眼は、黒曜石製の黒眼とと安山岩製の赤眼からできていた。地球の歩き方に載っていた眼の写真とは少し違っていた。それから、目を引いたのは「モアイの運搬方法の想像図」。あくまで、これは想像でしかないのだが、結構納得してしまう図が載っていた。こういうものは、謎が多いほど想像がかき立てられて楽しいんだろうね。(しみじみ)
出る時にひとり400ペソ(約US$ 1)を払った。Uさんは、ここの係りのおばさんに「日本語の挨拶を教えて欲しい。」と言われて、いくつか教えていた。と言っても、ふつうの挨拶を教えるわけがなく、Uさんは覚え立ての関西弁を使った挨拶を教えていた。だめだって、そんなことしちゃっ! でも、海外に来る(2回目だけど)とつくづく思うけど、現地の人ってみんな日本語を知りたがるんだよね。すごく勉強熱心。
[だんだんと壊れてきてます(笑)]
2日間の観光で、この島で見たいところをすべて制覇してしまった私たちは、今日は復習をすることにした。まず、ラノ・ララクに行くことにした。入り口から右の方に少し回ると正座をしたモアイ像があった。このころに、私たち4人は壊れていた(笑)ためどんなポーズでも写真が撮れるようになっていた。正座したモアイと一緒に正座はするし、斜面に顔だけ出しているモアイと一緒に寝ころんで写真も撮ってしまった。Uさんは、最初のうちは私たちに「関西人なんだから、おもしろいポーズをしてぇ。」なんて言って、自分からは絶対にしなかったのに、自分から率先して「やろう!」なんて言ってたもんなぁ。(こんなこと書くと、またUさんから、苦情の手紙が来ます。(笑))でも、実はこんな変なポーズで写真を撮るのは、私たちだけではなかったのだ。日本人以外の女性二人組も転がっているモアイ像の横で、寝転がって写真を撮ってもらっていた。ここにくる前に「テ・ピト・クラ(光のへそ)」と呼ばれる石があった。これは、「イースター島に最初にやってきたホツマツア王が故郷ヒバから積んでやってきた。」という伝説の石なのに、罪深い私たちは、真ん中の大きい石を”テーブル”に、周囲にある小さい石を”イス”に見立てて、そこで食事する写真まで撮ってしまった。しかし、善良なS氏は「をらにはそんなまねできねぇだ。この罰当たりめが。」と言ったかどうか知らないが、この悪巧みには加わらなかった。
[駐車禁止]
- ラノ・ララクで復習をしているうちに、昼の3時を回ってしまったのでUさんの航空券を変更してもらうために、ハンガロア村に戻ることにした。
LAのオフィスに4時10分前くらいに着いたので、オフィスが開いていなかった。もう少しその辺をくるまでドライブしてから、オフィスに戻ることにした。何気なく、オフィスと反対側の車線に車を止めてオフィスにUさんと一緒に入っていったら、オフィスの隣の店のおじさんに「そこは駐車禁止だから、オフィスの側に車を止めろ。」とスペイン語で言われた。(これは、何となく分かった。)「そんなに車なんて、通らへんやん。」なんて思いながら車を移動させようとすると、道路の片側だけに「駐車禁止」の看板が立っていた。そりゃ、交通規則は守らないとね。
カウンターのお姉さんに聞いてみると、なんと「ビジネスクラスの席も空いてる。」と言うではないか。運命は、なんて罪なことをするのかっ!(<-少し、大げさなやつ)というわけで、Uさんは迷わずビジネスクラスを選択したのであった。ノーマルの航空券だったので、変更手数料は取られず、追加料金は US$ 214 であった。この金額が高いか、安いかは人それぞれだと思うが、3万円弱であれだけリッチな気分を味わえるんだから、1回くらいはいいかなと思うんだけどね。
発券作業が終わるまで小1時間くらいあったので、私たち3人は、お昼寝タイムを取ることにした。
[スピード違反!!]
- 発券をしてもらってから、再びアナケナビーチに行くことにした。
ハンガロア村からアナケナビーチまでは、島の中央を唯一の舗装道路が走っている。「舗装道路は、をれに任せとき!」ってな感じで、調子に乗って80Km/hくらいで走っていた(制限時速は、60Km/h)。しばらく走ると、道路脇の木の陰に車が止まっており、その前に人が2人立っているのが目に入った。実は、その2人はイースター島の警察官で、片方の人がスピードガンのような物を指さし、もう1人がジェスチャーで「スピードを落とせ。」と言っているようだった。日本みたいに赤い旗を持った人に道路をふさがれて、「はい、免許証を見せて。」なんて事にはならなかったが、めっちゃ、どきどきした。それからは、60Km/hの安全運転に心がける私であった。
- 20分ほどでビーチに到着した。時間が少し遅かったせいもあり、人は昨日よりも少なかった。水に浸かると、やっぱり冷たい!久しぶりの海水浴だったので、2,3年泳いでなかったんだけど、何となくブイの浮いている所まで泳いでみたくなった。そして、泳げる気がした。浜から距離にして5,60m位。真ん中くらいまで泳ぐと、「やっぱ、おれってアホやったかなぁ。」なんて思ったりもしたけど、引き返すわけにもいかず、平泳ぎと背泳ぎを混ぜながら、何とかブイまでたどり着いた。すごく疲れたけど、なんだかすごく満足だった。モアイが力を貸してくれたのかもしれない。
砂浜に上がって一休みした後、単独行動が好きなT氏を除く3人は、ビーチのすぐ後ろにある小高い山に登ることにした。一面に草の生えている山で、登るための道がないため、人が通った形跡のあるところを探しながら、何とか頂上まで登ることができた。上から眺めるビーチは、また違った美しさがあった。取りあえず、セルフタイマーをセットして記念撮影をするのであった。
[華麗な飛び込み]
私たちと入れ違いに小高い山を下りたT氏は、ビーチの右手の方に行っていた。ここでは、現地の子供たちが元気よく飛び込みをしていた。「こっちに来い。」と言うふうに手招きをするので3人で行くことにした。
遠目に見ていると、飛び込みも気持ちよさそうに思えるが、実際にそばに来てみると少し躊躇してしまった。でも、今日の私はちょっと違う!さっきもブイの所まで泳いでしまったし、飛び込みもしたくなってしまった。飛び込む前に体を水温に慣らすために、備え付けのはしごを利用して水の中に入った。当然、足は着かない。水深は2mちょっとのように思えるが、透明度がすごいのでそこがすぐ近くにみえてしまう。少し悩んだ末、エイヤァで飛び込んだ。とても気持ちよかった。調子に乗って、もう一回飛び込んでしまった。そのくらい気持ちよかった。
[主演女優賞?]
- 私が飛び込んだ後で、Uさんが「みんなで飛び込もうよ。」と言い出した。しかし、S氏は先ほど山に登ったときに名誉の負傷をしてしまったため「俺はやらないよ。」と言っていた。「みんなが飛び込んだら、私も飛び込むから。」(Uさん)「ほんまかぁ。」(私たち)などと言う会話がしばらく続いた後でUさんが「私着替えてくる。」と言って、水着の上からはいていたジーンズを脱ぎに岩場の陰に行ってしまった。女心の分からない私たちは、「えー、水着の上に履いてるジーンズ脱ぐだけなのに、何であんなとこに隠れなあかんの?」なんて言っていた。ちょうどその時、T氏が「今何時?」とS氏に聞くと「7時半。」「こんなに明るいのに、もうそんな時間なのか。もう、戻らなあかんやん。」「Uさん隠れてしまったから、おれたち帰る(振り)しようか。」「そうしよう、そうしよう。」こんな時は、簡単に意見が一致するのであった。荷物を持って、ゆっくりと歩き出して数メートル行ったところで、岩場の陰から顔を出したUさんは、勝手に帰りかけている私たちを発見したのであった。「うそー、信じられない〜。」私たち3人は、もう大笑いであった。「関西人の心」を知りたがっていたUさんに、自ら体を張って人を笑わせることの神髄を教えたのであった。「これだけ笑わせることができたら、主演女優賞間違いなしやで。」などと訳の分からないことを言ってなぐさめる私であった。これは、私たちがUさんに仕掛けた数々の悪戯のうちのほんの一部であることは、言うまでもない。(Uさんごめんね。)
[反省会(Part 2)]
T氏の提案で、今日の夕食はそのまま食べられる食材をスーパーで買って宿のテラスで食べることにした。8時過ぎにアナケナビーチを後にして、食材をかって宿に戻ると、やはり夕日は見られなかった。
メニューは、パン、ハム2種類(生ハムとふつうのハム)、チーズ2種類、ガトーブランコ(チリの白ワイン)、ビール、ジュース・・・(これ以上思い出せない。Uさん、T氏フォローしてね。)まずは、ビールで乾杯。Uさんはあまりアルコールの飲めないので、350ml缶の3/4くらい私が飲んであげて、それをオレンジジュース(炭酸入り)で割って飲んでいた。 <- これって、意外にいけるからお試しください。ハムとチーズは、見た目がおいしそうなのを買ったんだけど、どれもなかなかおいしかった。
今日の議題は、当然「主演女優賞」や、その他数々のいたずらについて。それと、初日の出はおろか、結局「夕日に赤く染まるモアイ」も見れなかったこと。まあ、そんなの見れなくても、十分楽しめたよねぇ。(と私は思ってるんだけど)
[ここからが大変!]
- 買ってきた食材をほとんど平らげた辺りで、S氏が「疲れたから、寝る!」と言って部屋に帰ってしまった。残った3人は、Uさんの「海を見に行こう!」という提案により、テラスのテーブルも片づけずに出かけてしまった。T氏は”ガトーブランコ”、私とUさんは350mlの缶を片手に海岸端のいつものブランコにたどり着いた。ここでもやっぱりむぢゃきにブランコに乗る3人であった。はい、怪しい東洋人のできあがり! ほとんどアルコールの飲めない(自称)Uさんは、このときまでに”ガトーブランコのジュース割り”を結構飲んでいたんだけど、まだ口の方は元気だったので心配していなかった。その後、岸壁の所で寝転がってしばらくの間”満天の星空”(このフレーズがぴったり)を満喫したのであった。南半球の星座なんて全然知らないもんだから、私が分かったのはオリオン座くらい。「南十字星って見えるはずやなぁ。」などと言ってはみたけれど分かるはずもなかった。
南の島とはいえ、夜は半袖のTシャツ1枚では少し寒くなってきたので、帰ることにした。しかし、Uさんが「あと10分待って。」「あと、5分。」ん、なんかおかしいで。もしかして、歩けないわけでわっ!
やっぱり、Uさんは歩けなかった。(笑)ガトーブランコが足にきてしまったみたい。こんな所で寝るわけにもいかないので、何とか宿まで連れて帰ることにした。ここから宿まで数百メートル。途中休みを入れながら、ほとんどT氏がおんぶして戻ったのであった。私もおんぶを試みたが、無念、Uさんの○重が私の体力を越えていたため、10数メートルくらいしか進まなかった。これで、今までの私たちがした悪事は帳消しね。(やっぱ、無理かなぁ)ようやく宿の入り口にたどり着いたけれど、Uさんが中に入ろうとしない。何でかなと思ったら、遠くの山の頂上でライトアップされている十字架に見とれているようだった。「そんな格好してたら、風邪ひくで。」と言いながら、T氏は自分の長袖のシャツを持ってきて羽織らせてあげた。(うーん、優しい。)やっぱ4人も彼女がいると、違うねぇ。(笑)一人きりでほっておくわけにもいかなかったが、私とT氏は結構眠かったので、「30分後に様子を見に来る行くから。」(T氏)と言い残して取りあえず部屋に戻ることにした。私は、T氏に任せて寝ちゃうことにした。30分後に様子を見に行く?そりゃ、無理やろ。そう、無理でした。T氏も20分くらいは記憶があったみたいだけど、その後は朝までぐっすり。結局Uさんは満足するまで十字架を見たあと、自力で部屋まで戻ったのでした。
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