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日本に戻るぞ編

[日本へ]

[最後の朝食]

 今日もやっぱりいい天気。日本の夏もこれくらい爽やかに目覚められたら文句言わないのに。  いつもと同じようにシャワーを浴びてから、最後の朝食を取りに行った。Uさんは朝食をすでに済ませていた。昨日のことを覚えているかどうか尋ねると、ほとんど覚えているのには驚いた。恩をきせるために、このフレーズをもう一度書いておきたい。「無念、Uさんの○重が私の体力を越えていたため、10数メートルくらいしか進まなかった。」(再掲)(もう、いいって?)

[みやげを買うぞ!]

 飛行機(LA842便)の時間は、13:20だったので、午前中にみやげを買いに行くことにした。マルティンに「いい店を教えてほしい。」と言うと私たちを車で連れていってくれた。着いた所は、村の中心部で午前中だけ開いている市場(露店)であった。ここには、マルティンの親戚(?)がやってる店があって、ここで私とS氏は木彫りのモアイ像を1体ずつ買うことにした。1体 US$ 50。「2体で US$ 80 で、どや(スペイン語)」(S氏)「だめ。」結局、2体で$90ということになった。T氏とUさんは、隣の店でモアイの石像を買っていた。あと、その他大勢の方々のおみやげ用にモアイのキーホルダーを探すことにした。ほとんどが、1個 US$ 5。「日本で買うのと変わらへんやんか。」とぶつぶつ言いながら、T氏とS氏と3人で21個買うことにして、交渉に入った。30分ほど粘って、1個 US$ 3.6 までまけさせた。「製造元から、1個 US$ 3.0 で買っているから、これ以上はだめ!」とのことだったので、あきらめて買うことにした。この店に並んでいる1個 US$ 5 のキーホルダーを根こそぎ買い占めたのであった。「まいどあり!」
 このあとで、Tシャツを買うために「ホツ・マツア」という店に移動した。4人で30分くらいの間、「あーでもない、こーでもない。」と言いながらTシャツを物色し、挙げ句の果てに店の奥で着替えさせてもらって、記念撮影までお願いするという、図々しさ。このときまでに、この4人グループのグループ名が決まっていたので紹介しておこう。名前を

「だっぺ関西カルテット」

という。近い将来デビューするかもしれない(?)ため、お見知り置きを。当然リーダーは、Uさんであることを付け加えておかねばならない。

[一路、サンティアゴへ]

 荷物はマルティンが先に持って行ってくれていたので、空港まで4人で歩いて行くことにした。ハンガロア村から約20分。ここに初めて着いたときは、夜中を車で宿まで送ってもらったため道順までは分からなかったけど、今では住民のようにどこでも行けてしまう。
 空港でチェックインを済ませてから、マルティンに別れの挨拶をした。Uさんはあとで手紙を出すため、マルティンの住所を聞いていたが、私たちは英語で手紙を書くほど根性がないので、握手するだけ(笑)にした。
 ジャンボ機(B767-300)を間近で見る機会もあまりないと思うので、嬉しそうに写真を撮ってしまった。タラップから飛行機に乗るのが気に入ってしまったS氏を1枚。これは、「S氏を探せ!」というコーナーを作ってもいいと思うくらいの出来になっていますので、よければ探してみてください。(ピースサインをしてます。)

 チェックインをするときに4人一緒にしなかったために、Uさんと私たちは席が離れてしまった。(ショック?ラッキー?)Uさんは機内に乗り込むなりスチュワーデスのお姉さんに何か言って、出入り口の所に行ってしまった。あとで聞いてみると、出入り口所からあの「十字架山」が見えたそうな。相当気に入ったみたいです。
 私たち3人の前の席は4つ空いていたので、Uさんにも声をかけて並んで座ることにした。はじめ、窓側からS氏、私、T氏、Uさんの順で座った。私の席のフットレストが動かなかったが、あまり気にしなかった。S氏は、最初からアルコールを結構飲んでいたのですぐに寝てしまった。(また、この寝顔がかわいいんだよね。Uさんも絶賛。)途中で、T氏と私が入れ替わり、そのあとでT氏とUさんが入れ替わった。Uさんは、この席に座るなり、「フットレストが動かない。」とのたまい、ステュワーデスに文句を言いに行ってしまった。「やるな、Uさん。」と思っていたら、Uさんが戻ってきた。「フットレストが動かないのなら、席を移ってください。」って言われたそうな。そりゃ、そうか。みんな結構疲れていたので機内では寝てしまった。「世界一うるさいビジネスクラス」にはならなかったというわけです、はい。

[最後の会食]

 夕方の8時過ぎにサンティアゴの空港に到着して、荷物が出てくるのを待っていると、3人の荷物が出てこないではないか。「ビジネスクラスの客の荷物を出さないとは、何事か。(日本語で)」とは言ってみたけど、通じるわけがないのでUさんにお願いして係の人に聞いてもらった。しばらくすると、3人の荷物を抱えて持ってきてくれた。
 ダラス行きの飛行機AA946便の時間(00:45)まで時間があったので、空港内のカフェテラスでおやつを食べることにした。おやつの中身は、機内食で出たデザートの余り(食べきれなかった物)を持ち寄った。さすがに飲み物くらい買わないとね、ということでUさんとT氏が買いに行った。何か怪しげな飲み物を4つ抱えて帰ってきたので、4人で何を取るかじゃんけんをすることになった。まさか、地球の反対側で「じゃんけん、ほい。あいこで、しょ。」などと元気に騒ぐはめになろうとわ! 周りから十分注目を浴びる4人であった。
 この会食の風景を写真にとってもらおう、ということになり、Uさんの出番になった。これまで観光中に写真を撮ってもらう時は、いつもUさんが近くにいる人に頼みに行ってくれていた。なのに、今回は周りにいる人が多いということもあって、少し勝手が違ったみたい。「どの人に頼もうかなぁ。あの人は、怪しそうだし。」などといいながら、すごく躊躇していた。10分くらい悩んだ末、となりのテーブルに座っていた、空港の関係者風のお兄さんにお願いした。

[感動のお別れ?]

 Uさんは、サンティアゴに宿泊するので余り遅くまで空港にいるわけにもいかず、22:30にお別れすることになった。「どんなお別れのシーンになるんだろう?」と思っていたけど、お互いにすごくあっさりしていた。「ありがとうね。写真送ってね。それじゃ。」てな感じ。T氏曰く「別れ際が、すごくあっさりしてたなぁ。」「あれが、旅慣れた人の別れ方だよ、たぶん。」(私)などと分かったようなことを言っていた。日本に帰ってからUさんにもらった手紙によると、「関西人て、すごく冷たいのね。あんなにあっさりと別れるなんて。」とのこと。Uさんは、私たちと別れてから、サンティアゴ市内に向かうバスの中で、ホロリときてしまったみたい。一緒に観光してるときはそんな風に見えなかったけど、Uさんもか弱き乙女なのね。

[職務質問?]

 朝8時前にダラス空港に到着した。次の飛行機の時間が来るまで、乗り継ぎをする人はみんなある部屋に「閉じこめられて」しまった。この表現は、間違っていないはず。だって、外に出ないように鍵をかけられてしまったんだもん。部屋の中には、売店とトイレがあったくらい。ソファーでくつろいでいると、お巡りさん数人がやって来た。そのうちの一人が、「どこの山に登ってきたんだ。(英語で)」と私に聞いてきた。「え、山なんか登ってないしなぁ。俺、なんかまずかったかなぁ。」などと考えてると、もう一度同じ質問をされた。「山には、登ってません。(英語で)」すると、T氏がやってきてくれて、「山に登ったって言ったのか?」(T氏)「いや、言ってないよ。」「じゃー、何で?」などと言ってると、再びお巡りさんが自分の顔をさすりながら、「その顔の黒さは、半端じゃねぇ。(英語で)」と言った。すかさず私は、「ビーチに行って来たんだよ。(英語で)」と言うとやっと納得してくれた。びびった、びびった。でも、お巡りさんがびっくりするほど、私の顔は真っ黒けだった。


[日本到着]

 16:00頃、成田空港に到着した。「やっと、戻ってきた。」というホッとした気持ちと、「現実に引き戻される。」という残念な気持ちが混ざって、少し複雑だった。でも、無事で何より。
 京都駅に戻ったのは、22時過ぎ。みなさんお疲れさまでした。

[最後に]

 今回の旅行に同行し、いろいろと協力してくれたT氏とS氏にこの場を借りて感謝の意を表します。どうもありがとう。それから、偶然とはいえ同じ宿に泊まることになり、イースター島での観光をすばらしいものにしてくれたUさんにも感謝します。
 また、私のHPをここまで読んでくれたみなさまにも、感謝します。お疲れさまでした。
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Copyright (C) 1998 Kazuyoshi Nakajima


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